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【PKCZ® CULT CLUB Vol.26】MOVIE 『プロミシング・ヤング・ウーマン』



『プロミシング・ヤング・ウーマン』


これまたほぼ完璧に近い素晴らしい映画でした。 ストーリーは端的に言えば、ある女性の復讐劇なのですが、 ほぼ情報を入れずに鑑賞することをオススメします。


冒頭5分で一気にストーリーに引き込まれ、素晴らしいリズムで展開していきます。 鑑賞中に感じたのは、この女性監督エメラルド・フェネルさんは、家具や絵画などを使い”シンメトリーなカット”を意図的に挿入して、 映画全体の美しさとインパクトをキープしているなという点でした。 また音楽的にもパリス・ヒルトンの楽曲(!)を良場面で効果的に使うなど、ある意味センス抜群。


個人的には終盤1箇所だけ、ストーリー的に強引に捲った感じが否めない点がありましたが、最後の最後まで唸らされる作品であることは間違いありません。 この作品はイギリスやアメリカの様々な賞にノミネート&受賞しまくりで納得の一言です。

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