1500 点越えの展示物という、かなりの大規模開催で庵野秀明さんが幼少期に影響されたアニメや特撮作品から、氏自身の創造物の細かい部分まで、 余すところなく全て網羅されているといった感じでした。
個人的には大学在学中に発表して、⻤バズを起こしたという アニメーション作品を『アオイホノオ』という漫画作品の中で 読んで知っていたので、実際にその映像を観ることが出来たのは激アツでした。
また庵野さんは、『シン・ゴジラ』に関しては最初はオファーを断っていたことを この展示で知りました。しかし結果、その大ヒットが更に庵野秀明さんの才能を 世に知らしめることとなり、2023 年以降に続く『シン・仮面ライダー』と 『シン・ウルトラマン』に繋がっていくのですが、 展示の最初の章は『原点或いは呪縛』と題されていて、幼少期に影響され”呪縛”と まで言っている作品をリメイクするというのは、 僕らには計り知れない葛藤と苦悩があると察することができます。
ですが、ファンとしては庵野さんの創る『仮面ライダー』と『ウルトラマン』に 期待せざるを得ません。
"国立新美術館"という素晴らしいロケーションで体感出来るこの展示を 逃すのは超勿体ないので、開催中に是非!
ちなみに平日午前でもかなりの混雑だったので、チケット事前予約がオススメですが 当日券も数量限定で販売されています。
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